早いもので、もう師走。2023年も残り3週間ほどになりましたね。

先週まで伊勢丹新宿店で開催していたPOP UP SHOPには、たくさんのお客様にお立ち寄りいただき、ありがとうございました。

去年の初出店でファンになってくださり、毎回ご来店くださるお客さまや、普段はオンラインだけど、やっぱり対面で購入したいからと、わざわざ足を運んでくださるお客様、今回初めて「うるおい体験」をして、汚れ落ちと潤いに感動してくださったお客様など…本当にたくさんの方においでいただきました。心より御礼申し上げます。

期間中、急に寒さが増したこともあり「なんだか肌が乾燥して…」と、おっしゃるお客様も増えてきました。

そう、寒さや風の冷たさなどが増すと、空気は乾燥。この時期は華やかなイルミネーションとは裏腹に、肌にとって過酷な環境に突入します。

肌が冷えると肌機能が鈍り、活力が低下。
ただでさえ湿度が低いのに、さらに暖房を使うことで空気はより一層乾いた状態になるため、全身の乾燥に悩まされる方も少なくありません。

特に今年は、夏のダメージを回復する秋が短く、一気に冬に突入。
急激な変化に、慌てていませんか?

そこで今回は、冬の大敵「乾燥肌対策」のポイントをご紹介します。

なぜ冬の肌は乾燥するの?

密接に関係しているのが、「バリア機能」の低下です。
肌表面の約0.02㎜の厚さの角質層には、肌の水分の蒸発を防ぐとともに化学物質やホコリなどの侵入や外部刺激から肌を守ってくれる「バリア」の役割があります。水分と油分がバランス良く保たれた健康な肌は、この「バリア機能」が整っている状態です。

ところが、冬は空気の乾燥に加えて体が冷えることで血行が悪くなり、新陳代謝も低下。すると、肌のターンオーバーのリズムが乱れ、バリア機能にも悪影響を及ぼし、さらに、冬は皮脂の分泌量も減るため、肌の水分と油分のバランスが崩れがちになります。

バリア機能が弱まることで、肌表面から水分がどんどん蒸発してしまい、ますます乾燥が進んでいくという悪循環に陥ってしまうのです。

POINT
1

冬の潤い肌を作る毎日のスキンケア

①クレンジング、洗顔を見直す。

40代以降の肌は、潤いを保つ皮脂やセラミドが不足しています。

洗浄力の強いクレンジングや洗顔料は、肌に必要な皮脂やセラミドまで過剰に洗い流し、バリア機能に悪影響を与えてしまっている可能性があります。

冬場は保湿効果を期待できる美容成分たっぷり含んだコールドプロセス製法の石鹸洗顔がおすすめです。また、熱すぎるお湯も必要以上に皮脂などのうるおい成分を奪ってしまうので、洗顔時の温度は32℃くらいのぬるま湯を使うよう意識してみてください。

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「バリア機能」に一番悪影響を与えるのは、メイクの汚れを落とすクレンジング剤なので、できれば石鹸洗顔で落ちるメイクがおススメです。そうでない場合は、できるだけ保湿効果高いクリームタイプやミルクタイプのクレンジング剤で、優しくお手入れしてください。

②肌バリアを補強して、うるおいをキープ

冬は夏の2倍を意識して保湿しましよう。
こうね馬油を少し多めにつけて、バリア機能を補強。潤いが保てる肌の土台を作りましょう。

それでも乾燥が気になる方は、まだバリア機能が整ってないので、化粧水で水分を足して、クリームで蓋をしてあげましょう。肌バリアが弱ったお肌にお洋服を着せる感覚で、やさしく馴染ませてくださいね。

「40代以降のエイジングケア」となると、高機能化粧品が気になりますが、年齢や乾燥で弱った肌に、あれこれと足しすぎるのは、実は負担になります。
ご自身の肌力を上げるためには、肌負担にならないシンプルケアが大切です。

③集中ケアを取り入れてみましょう!

冬は、どんなにお手入れをしても 乾燥するシーズンです。 馬油パックのスペシャルケアで、肌の乾燥をメンテナンス。

入浴時の洗顔した後の肌に、多めの馬油で、やさしくマッサージ。乾燥する口周りや目もとは、特にやさしく念入りに。その後約10分間ゆっくりタオルで蒸してください。

ただし、ぬれた肌は、バリア機能が壊れやすいので、強めのマッサージや、蒸しタオルを長時間肌にのせっぱなしにするのはNGです。

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<h4>※融点が約20℃と低く、気温が高くなり、液状化しやすいこれからのシーズンは、とくに冷蔵庫保管がお薦めです。開封時にも、こぼされることがないようにご注意くださ…

POINT
2

冬の美肌を育む、心強い生活習慣のススメ

冷たい風が吹くこの季節、私たちの肌は静かにSOSを発しています。外側からのケアはもちろん、美しい肌は日々の生活習慣から育まれます。今日から取り入れたい、冬の乾燥に打ち勝つ生活習慣をご紹介します。

①入浴は美肌の鍵

冷えた体を温め、同時に美肌を育む。それが入浴の魔法です。熱すぎるお湯は肌にとって逆効果。38~40℃のお湯で、10~15分のバスタイムを心がけましょう。このちょうど良い温度が、肌の潤いを保ちながら、血行促進や質の良い睡眠を促します。シャワーではなく、湯船に浸かることで、冬の美肌への第一歩を踏み出しましょう。

②湿度、美肌の見えない味方

室内の湿度は美肌に直結します。暖房による乾燥から肌を守るために、加湿器で湿度50~60%を保つことが重要です。加湿器がなければ、濡れタオルを干すだけでも効果的。肌の潤いを保つために、室内環境にも目を向けましょう。

③水分補給は美肌の基本

私たちの体は常に水分を必要としています。乾燥する季節には特に、水分補給を心がけましょう。冷たい飲み物やカフェインは避け、ノンカフェインの温かいお茶や白湯がおすすめ。身体を内側から温めて、潤いをキープすることが、美肌への近道です。

POINT
3

過酷な乾燥の時期のケアが、来春以降の肌状態にも大きく影響します。
今日からでも取り入れられる、毎日のスキンケアや心がけで、冬でも乾燥知らずのうるおい美肌を目指しませんか?

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