沖縄は既に梅雨入り、九州から関東にかけても今週には梅雨入りの予想が出ていますね。
雨の季節は、紫外線対策をつい忘れがちになりますが、曇っていても、雨が降っていても、紫外線はしっかり届いています。
先日もお伝えしましたが、一年中降りそそぐ紫外線対策に欠かせないのが「日焼け止め」。
「日焼け止めでしっかり紫外線対策しています」
とおっしゃるお客様の中には、朝一度塗っただけで、一日中過ごされる方も多くいらっしゃいます。
でも残念ながら、それは日焼け止めが効果を発揮できる正しい使い方ではないんです。
日焼け止めは、正しい方法で塗ってこそ、UVカット効果を十分に発揮するもの。
せっかく塗るなら、効果を発揮してほしいですよね?
肌機能が低下した大人の肌にとって、紫外線のダメージは想像以上に大きいもの。
正しい使い方や順番を確認して、しっかりUV対策をしましょう。
では、日焼け止めの効果を最大限に活かすために、顔に日焼け止めを塗る時のポイントをお伝えしていきますので、ご自身の使い方をチェックしてみてくださいね。
塗るタイミングはスキンケアで肌を整えた後、外出30分前には塗っておく
え?出かける直前じゃないの?と思った方もいらっしゃるかもしれないですね。
顔に日焼け止めを塗るベストなタイミングは、洗顔をしてスキンケアで肌を整えた後、化粧下地を塗る前です。乾燥して肌バリアの機能が低下している状態で日焼け止めを塗っても、最大の効果は発揮できないので、まずは日焼け止めを塗る前に、素肌に潤いをつくっておく事が大事なポイントなんです。
また、日焼け止めは、塗った瞬間から効果を発揮するのではなく、15~30分程度で肌になじみ、紫外線防御効果を発揮するようになります。
そのため、外出の直前に塗るのではなく、出かける30分ほど前には塗り終えるようにすると良いでしょう。
適量をまんべんなく塗る
日焼け止めの白うきが嫌だから…と、量を減らして薄く塗っていませんか?
パッケージにかかれたSPFの数値は、日焼け止めを2mg/㎠の厚さで塗った状態で測定したものです。
クリームならパール2粒、ローションタイプなら 1円玉2枚分を、お顔なら「おでこ」「鼻」「頬×2」「あご」の 5カ所に置いて、満遍なく広げましょう。
効果を保つために2~3時間おきにぬりなおす
日焼け止めは一度塗っただけでは、時間が経つにつれて、汗や皮脂で流れたり、無意識に触ったりと、思った以上に落ちてしまっています。
また、時間とともに効果が下がるものもあるので、効果を保つためには2〜3時間おきに、こまめな塗り直しが必要です。
ライフシーンに合わせて使い分ける
日焼け止めは、UVカットカや、肌への負担などにより、さまざまな種類があるので、使うシーンに合わせて使い分けましょう。
通勤や洗濯干し、散歩やショッピングなど、日常生活で使う日焼け止めは、「SPF10〜30 PA++」くらいのものが適しています。
毎日使うものなので、肌に優しい成分かどうか、使い心地やテクスチャーは好みかどうかなどをポイントに選んでみてください。
肌に合わなかったり、心地よく使えなかったりすると、塗ること自体がストレスになってしまいますよね。
また、軽めのアウトドアレジャーには「SPF30〜50、PA +++」夏場の登山や海水浴、炎天下でのレジャーでは「SPF50+、PA++++」くらいのものを選ぶと良いでしょう。
ただ、UV防止効果が高くなる分、肌負担は増えるので、ご自身の肌の状態を見極める事も大切です。
出典 日本化粧品工業会
紫外線防止の基本 | 日本化粧品工業会
使用後は、優しくきれいに落とす
使った後は、きれいに落とす事が大切です。
ただ、肌に張りついた日焼け止めを剥がすようなクレンジングは、肌ダメージが大きくなってしまうことを、頭に入れておいてください。
日焼け止め機能が高い日焼け止めは、落ちにくくなっていますので、毎日使う日焼け止めは、石鹸オフで優しくとれる日焼け止めをおススメします。
そして、オフした後はしっかりこうね馬油で保湿、プラセンタでお肌を整えて、整えてくださいね。
期間限定で、「サンキューバーユ・シンプル素肌ケアセット」(サンキューバーユ・サンキュー石鹸・馬プラセンタ原液・泡立てネット)を特別価格で販売しております。
いかがでしたか?5つのポイント、正しく使えていましたか?
日焼け止めは、数値だけ見て選んだり、シーンを選ばずに同じものを使ったりしがちですが、肌の状態を常に意識しながら、その日の紫外線状況に合わせたものを選び、正しく使う事が大切です。
また、日傘、防止、サングラスなど、日焼け止め以外のアイテムもあわせて活用して、お肌を紫外線から守ってあげてくださいね。