まだ5月だというのに、先日は各地で30度を超える真夏日になるなど、
夏を思わせるような陽気の日も増えてきましたね。

紫外線もだいぶ強くなり始めていますので、まだいいか…と、
ついうっかり紫外線対策を忘れてしまうと、
肌荒れやシミ、シワ、くすみなどのトラブルにつながってしまう、
油断できない季節でもあります。

紫外線対策、万全ですか?

40代以降の大人の肌は、いかにダメージを与えないかで
今後の印象が大きく変わってしまいます。
冬の乾燥で受けたダメージを引きずっていたり、
加齢などにより肌力が衰えたりしている肌にとって、
紫外線から受けるダメージは大きく、
思っている以上に肌の老化につながりますので、特に注意が必要です。

影響を少しでも抑えるために、
初夏も紫外線対策(UVケア)は必須!

きょうはそのポイントを3つご紹介します。

①「保湿ケア」をする

肌が乾燥するとバリア機能が低下して、
紫外線のダメージを受けやすい状態になり、
シミの原因となるメラニンが過剰に生成されます。

また肌の乾燥はターンオーバーを遅らせるため、
メラニンがなかなか排出されずに肌の中で停滞するので
シミの悪化にも繋がります。

“保湿”というと冬のイメージがありますが、
夏こそまずは徹底した保湿ケアを続けることが、
シミの発生リスクを抑え、健やかな肌を保つ秘訣なんです。

馬油プラセンタなどの保湿力の高いアイテムでしっかりケアしましょう。

②「日焼け止め」を塗る

“紫外線対策”というと、真っ先に思いうかぶのは
「日焼け止めクリーム」という方も多いのではないでしょうか。
その通り、紫外線対策に日焼け止めの活用は欠かせません。
肌が露出している部分にムラなくしっかり塗っておくと、
紫外線の影響を抑えることができます。

日焼け止めには紫外線を反射・散乱させる「紫外線散乱剤」と、
紫外線を吸収し、熱や赤外線に変化させて放出させる「紫外線吸収剤」の
2種類がありますが、このうち「紫外線吸収剤」は、
肌への刺激が強く、ダメージにつながります。

乾燥肌や敏感肌の方は特に外部刺激に弱いので、
日焼け止めを選ぶときも肌に負担の少ない「紫外線散乱剤」が
主体のノンケミカルアイテムを使うと良いでしょう。

つい紫外線防止効果の高さ(数値)に目が行きがちですが、
日焼け止めは基礎化粧品と同じく、直接素肌に塗るもの。

肌への優しさも重視して 肌荒れ予防につながる成分が入っていない、
パラベンフリー、アルコールフリー、無香料、アレルギーテスト済みの
アイテムなどを選ぶことも大事なポイントです。

また、密着度を高めた「落ちにくい日焼け止め」も、
肌への負担が大きくなります。石鹸で落とせて、植物由来の商品や
敏感肌向けに作られた無添加の商品なども
肌に優しく保湿力の高いものが多いので、試してみると良いでしょう。

③「シミに有効な栄養素」を積極的に摂り内側からケアする

外側からのお手入れだけでなく、普段の食事で身体の中からも
日焼け予防の対策しましょう。

ビタミンA、C、EはビタミンACE(エース)とも呼ばれ、
いずれも紫外線による体内の活性酸素を抑えてくれる「抗酸化力」に優れた栄養素です。
新鮮な野菜・果物に含まれているため、普段の食事で積極的に摂取することで、
シワやシミを予防できます。

強い抗酸化力をもつのが、αカロテンです。
ニンジンに含まれるαカロテンは、
油と一緒に摂ることでカロテンの吸収がアップします。
日焼け後のダメージ回復のサポートにもなりますよ。

トマトに含まれるリコピンはカロテノイドの中でも特に抗酸化作用が高く、
美容・健康の面から様々な効能が期待されており、
美肌を目指す方には強い味方の栄養素です。

紫外線によって発生する活性酸素を除去してくれるため、
日焼け予防・日焼け後の回復にも役に立つ優れものです。

お出かけ前の朝の時間に摂取すると、効率よく吸収しますのでおすすめです。

シミに効果を発揮する成分が、常に体の中に十分量ある状態にしておくことを
意識してみてください。

3つのポイント、いかがでしたか?

毎日のスキンケアの積み重ねが、今のあなたの肌を作っています。

肌質にあわせて、保湿ケアと肌負担の少ない日焼け止め、
そして内側からのサポートで、日ごろからしっかり紫外線対策を心がけましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です