猛暑日が続き、湿度も高く、今年もいよいよ夏本番。
ジリジリと紫外線も降り注ぎ、肌からは皮脂(ひし)や汗の分泌が増える季節ですね。

お肌のべたつきやテカリ、毛穴の黒ずみなど、気になっていませんか?
マスクを外した久し振りの夏、化粧崩れも気になります。

その原因、もしかしたら「皮脂汚れ」かもしれませんよ。

…というお話をすると、
「夏は洗浄力の強い洗顔料で、皮脂をさっぱり落としています!」とおっしゃる方も多いのですが、「皮脂」と「皮脂汚れ」は同じものではないので、皮脂までさっぱり落としすぎてしまうのは実は逆効果なんです。

なので、まずはその違いからお話しますね。

「皮脂」とは?

皮膚に存在している脂質(脂肪)の分泌物。肌を保護して保湿する役割があります。そして、皮脂と汗が混ざり合った皮脂膜は、バリアの機能を持っています。
皮脂膜は外部からの摩擦や衝撃、雑菌の侵入を防ぐとともに、悪玉菌の繁殖を抑えます。
また、紫外線を皮膚の中に進入させないように守る役割もあります。
さらに、皮脂膜があることで皮膚の内側からの水分が蒸発するのを防ぎ、肌の潤い・艶・柔らかさを保ってくれています。

「皮脂汚れ」とは?

皮脂が酸化して細菌や汚れと混ざり、毛穴に詰まった状態を指します。皮脂は時間がたつと酸化して黒くなり、毛穴に詰まるため、プツプツとした黒ずみが目立つようになり、ニキビなどの炎症を引き起こしやすくなります。
また皮脂汚れは肌に刺激を与えるため、メラニン色素の増加やシミ・くすみの原因となることもあります。

つまり、肌を健やかに、美しく保つためには「適度な皮脂」は「必要」なもの。一方、「皮脂汚れ」は「不要」なもの。皮脂分泌の増える夏の肌は、「皮脂を落としすぎずに、皮脂汚れを落とす」ことが大切なんです。

では、その状態を保つためにはどうケアすれば良いか?
「3つのスキンケア」のコツをお伝えします。

皮脂量をコントロールする洗顔 「さっぱりして つっぱらない」

夏は皮脂汚れを落とすために、洗浄力の高い洗顔料やクレンジングを使いがちですが、強すぎる成分(界面活性剤)は、必要な皮脂まで落としてしまうため、肌が潤いを保てなくなってしまいます。必要な皮脂は残して皮脂汚れはさっぱり落としてくれる石鹸や洗顔料で洗うことを意識してみてください。

こうね馬油をたっぷり含んだサンキュー石鹸は、保湿成分がたっぷりの泡が、毛穴に詰まった皮脂汚れを吸着して優しく洗い流します。大切な皮脂を取りすぎないので、洗った後も潤いが残り「さっぱりするのに、つっぱらない」というご感想を多くいただいています。

POINT
1

油分と水分のバランスをとって美肌を作る

適度な皮脂を保つカギは、実は「適切な保湿」にあります。夏はエアコンなどで知らず知らずのうちに肌が乾燥して、バリアが崩れがち。保湿機能が低下して水分が不足した肌は、皮脂の分泌が増えるため、ベタつきの原因になるんです。夏こそしっかり保湿して、油分と水分のバランスを保つことが大切です。

人の皮脂に近い天然セラミド成分が豊富なこうね馬油は、肌のバリア機能を補強し、水分の蒸発を防いで潤いをキープ。洗顔後の肌に薄く伸ばせばブースターとなって、化粧水の浸透を助け、油分と水分のバランスを保ちます。

POINT
2

毛穴に汚れを溜め込まないスペシャルケア

夏のメイク用品は、汗で崩れにくく落ちにくくしているため、毎日ていねいにケアしていても、皮脂汚れが毛穴にこびりつきがち。その毛穴の汚れをため込む前にケアすることで、皮脂汚れが溜まりにくく、落ちやすい状態を保つことができます。

毛穴の黒ずみが気になったら、洗顔後のきれいな肌を、こうね馬油で優しくマッサージ。特に毛穴が目立つTゾーンは、念入りに馴染ませると、こうね馬油がこびりついた皮脂汚れをほぐして取れやすくしてくれます。
マッサージの後は電子レンジでホットタオルをつくり余分な油分を取り除けば、毛穴すっきりです。スペシャルケアのあとは、プラセンタ美容液や化粧水できれいになった毛穴を引き締めてくださいね。

POINT
3

夏の肌ケアのポイントは「皮脂」のコントロール。
暑い夏こそ、涼しげなお顔で過ごしたいですね。

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